シート
クロスシート
左はJR東日本近郊型車両の標準モケットをもつクロスシートである。未更新車はこのタイプに該当。座り心地は普通である。

右はJR東日本近郊型車両で更新車の標準仕様のクロスシートである。違いはモケット以外のところが茶色系になっているのみ。更新車はこのタイプに該当しているが、1000番台のサハに多く見られ、他の車両ではあまり見かけない。座り心地は普通である。

左:K45編成クハ111-2064のクロスシート。 東京にて 01/29/05撮影 (S)

右:K62編成サハ111-1037のクロスシート。 東京にて 10/30/05撮影 (SK)

どちらの写真もリニューアル車のクロスシート。前の2つの写真とは大きく違っている。シート(座面・背面とも)は柄は変わりがないものの、全体をモケットがおおっている。一見、座り心地がよさそうに見えるが、バケットで、多少柔らかく、なおかつ前傾姿勢を強いられるため、座高の高い人にはあまりお勧めできない。そうでなければ多少はいいかもしれない。

写真を見ると床板が左の写真が更新車仕様で、右の写真がリニューアル車仕様である。これらを見る限りでは一概にリニューアル車仕様だけだとはいえなさそうだ・・・。

ちなみに、幕張区の113系にも同様のシートが存在する。またほぼ同様の座席(形状的に)としてキハ110などに見られる。

左:S81編成モハ112-1119のクロスシート。 東京にて 01/29/05撮影 (SR)

右:K68編成モハ112-1066のクロスシート。 東京にて 11/16/05撮影 (SR)

この写真はロングシート改造車のクロスシート。モケットはロングシートのものと同じものになっている。この座席があるのはロングシート改造車のクハ(K57編成〜K62編成のクハ全車)とサハ(K59編成サハ111-1015)のトイレの向い側にあるのみである。ある意味では狙いどころだが、トイレが近くにあることから臭いがもれてくることもありえるため、必ずしも一番いいとは限らない。

写真はK62編成クハ111-536のクロスシート。 東京にて 11/16/05撮影 (L)

ロングシート
左はJR東日本近郊型車両の標準モケットをもつロングシートである。未更新車はこのタイプに該当。座り心地は普通である。

右はJR東日本近郊型車両で更新車の標準仕様のロングシートである。違いはモケット以外のところが茶色系になっているのみ。更新車はこのタイプに該当しているが、1000番台のサハに多く見られ、他の車両ではあまり見かけない。座り心地は普通である。

左:K45編成クハ111-2064のロングシート。 東京にて 01/29/05撮影 (S)

右:K62編成サハ111-1037のロングシート。 東京にて 10/30/05撮影 (SK)

どちらの写真もリニューアル車のロングシート。前の2つの写真とは大きく違っている。バケットシートとなっている。座り心地はどちらもいいとは言えない。

写真を見ると床板が左の写真がリニューアル車仕様で、右の写真が更新車仕様である。これらを見る限りでは2タイプあるが、一概にそのような法則にあてはまるわけではない。

左:K68編成モハ112-1066のロングシート。 東京にて 01/29/05撮影 (SR)

右:S81編成モハ112-1119のロングシート。 東京にて 11/16/05撮影 (SR)

この写真はロングシート改造車の正真正銘のロングシート。モケットはロングシートオリジナルタイプ。座面と背面にみぞがあり、それが着席区分がわりになっている。写真を見る限りでは10人掛けのようだ。座り心地はあまりいいとは言えない。

ロングシート改造車はK57編成〜K62編成に存在する。編成によってロングシート率はバラバラで、一番少ないのはK59編成の3両、多いのはK57編成・K62編成の8両である。(サハはセミクロスシート)

写真はK58編成モハ112-1081のシート。 東京にて 01/29/05撮影 (L・LK)