■山スカ(トタM編成)の現状
1965年、中央東線に紺とクリームのツートンカラー列車が走りはじめた。1966年に115系0番台が中央東線を走りはじめた。その後、1973年に乗務員室の拡大と前面強化、客窓の2段ユニット化、不燃化対策(A-A基準化)が図られた300番台が登場した。1977年には耐寒、耐雪構造を強化した1000番台が登場した。また、1000番台は座席のシートピッチを1400mmから1470mmに拡大し、座席形状の見直しに寄り座り心地が改善された新座席を採用した。これにより窓の割り付けが大きく変更された。
山スカははじめ三鷹電車区に配属されたが、後に豊田電車区へと転属していった。しかし2000年12月に大幅な運用移管が行なわれ、豊田電車区から松本電車区の管轄となった。そのためが0番台を中心とした大多数の車両が松本に転属した。(これで転属した0番台を中心とした車両はM編成からB編成を名乗る)その後、松本に転属した車両は小山電車区から捻出された300番台と1000番台(これらはC編成を名乗る)により置き換えられ、廃車となった。そして、2002年12月までに全廃した。(但し、B5は豊田電車区に出戻りした)
そして、山スカとして生き残っているのは豊田電車区のM編成3連12本、6連1本、そして訓練車の4連1本の52両である。
現在山スカの運用区間は立川〜小淵沢間となっている。(2002年12月までは松本まで走っていた)
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